旧車の修理も承っております♪
- giorgioarumani888
- 5月16日
- 読了時間: 2分
最近、一般自転車のスタンダードな修理に混ざり、コアな自転車の修理がちょこちょこと増えております。
私が若かりし頃の懐かしいパーツてんこ盛りな自転車ですね~
まずは、7速105を装備したクロモリロードレーサー↓

そして、今やほぼ姿を見ないBMXの24レースモデルです。↓

どちらも20年以上前の自転車で(もしかしたら30年物??)、パーツの劣化は著しかったのですが、保管状態が良好だったためか、比較的フレームは健康な状態。
オーナーが直したいと希望され、安全マージンを確保できて乗れるのであれば…それは直すべきでしょう!
ロードレーサーは装備が日進月歩しており、上位スペックのモデルは11速、12速と変速数がどんどん増えていっております。それに伴い、昔は高性能と言われたグレードでも太刀打ちできなくなってきています。
そして、ギア回りを新しい物に交換しないといけなくなってしまった場合は、フレームのキャパシティなどで対応できない場合や、グレードを下げざるを得ない状況になってしまいます。
(もちろん金銭面でもかなり高額になってしまうんです)
幸い、コンポの劣化はほぼ無く、チェーンの伸びも出ていなかったので、汚れや巻き込みを解体洗浄してグリスアップ。ニップルが抜け落ちるほど緩んだホイールは、奇跡的に前後ハブベアリングに異常が無かった為、組み直しとパンクしたチューブラーの交換。
パッド残量はまだ残っていたのでバーテープ巻き直しとブレーキ周りはご予算的に次回に持ち越しとなりました。
BMXは現在20インチが主流ですが、昔は24インチのBMXを使用したレース競技がありました。
日本ではその競技自体が無くなってしまった為、現状ではあまり市販されなくなってしまったんですね。
こちらも標準装備のチェーン引きが無くなってしまい、後輪の保持が難しくチェーンたるみが出てしまう為、チェーン引き増設と前後タイヤ劣化による交換。前輪はニップル折れがあった為、補修をした上で前後の振れ取りとブレーキワイヤー交換と調整。まだまだいじりたい所はありますが、ご予算的にこの辺りで止めておきましょう。
どちらの自転車も現在手に入れたくても手に入らない貴重な車種の為、今後もぜひ大切に使用してほしいと思います。
状態良く乗り続けていただければ、ひょっとして将来高値になるかもしれませんね~♪
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