子供用自転車購入のコツ
- giorgioarumani888
- 2024年11月15日
- 読了時間: 5分
更新日:2月23日
久しぶりの更新です。加筆、修正をしてたらかなり時間が経ってしまいました。
今日はお子さんの自転車を買う為のちょっとした基本をお伝えします。
長文なので覚悟してくださいね♪
子供が乗る自転車には14、16、18、20、22、24、子供用26インチと
タイヤの大きさが分かれています。
お子さんの成長に合わせてサイズを選べるように、バリエーションが豊富に用意されていますね。とは言え、一台買ったら少しでも長く使って欲しい(使わせたい!)と思うのが親の気持ちです。でも、相手は子供。無茶な使い方で修理代が高くなりすぎたり、成長でサイズが合わなくなってバランスが取れずにフラフラして危ない等、買い替え時期は必ずやってきます。
そこで、子供の自転車を効率よく購入するポイントについてちょっとお話を。
子供用自転車の購入を考えるのは春先というのが多い様です。新入学や新学年を目途に検討するケースですね。
なので、ここでは春先を目途にしたお子さんの成長具合でお話を進めてみましょう。
まずは未就学児用となる14、16、18インチの自転車のお話です。
主に幼児車と呼ばれており、ライト、鍵、スタンドは付いてなく、代わりに補助輪を装備しています。
サイズ感としては…
14インチ→年少になる頃
16インチ→年中になる頃
18インチ→年長になる頃
と考えるのが良いでしょう。
どれか1台を購入すれば、基本的には小学生に上がるまで買い替えはありません。
14インチを購入すると、年長さんの頃にはかなり小さくなるので、出来ればここでの購入は避けたいですね。すでにトレーニングバイクなどを持っているのであれば、年中まで引っ張ってしまいたいです。
また、年長まで購入せずに18インチを購入してしまうと、小学生になるまでの1年で再購入となってしまうケースが多くみられます。
最初に購入する自転車のサイズ選びは、サドルを一番下にして跨った時に、両足の踵が地面に着くぐらいの物が良いでしょう。
長く乗せようとしてお子さんの身長がまだ低いのに、大きめのサイズを購入してしまうと、転倒リスクが高くなる事や、ちょうど使いやすく成長した時には、すでに自転車がボロボロ、サビサビになってたり、デメリットしか無くなってしまいます。
長く乗せるのであれば、大きくなっても少し小さい自転車に乗っている方が安全でしょう。
次に小学生を対象とした20インチ以上の子供車と呼ばれるサイズです。
ライトはもちろん、鍵、スタンドも装備されます。
20インチ→1、2年生
22インチ→2、3年生
24インチ→4、5年生
子供用26インチ→5、6年生
が目安でしょう。
小学生に上がったお祝いなどで自転車が20インチになるご家庭がとても多いです。
先ほど18インチが1年で買い替えとなるパターンの原因がこれなんですが、お友達の家に遊びに行ったら自分の18インチとあまりにも違うので急に乗りたがらなくなる事が多くなったりします。
また、男児向けとされるスポーツデザインと女児向けとされる一般車デザインでは同じサイズ表記でも規格が異なる為にタイヤの大きさが若干異なります。
スポーツデザインのタイヤの方が少し小ぶりです。
最近では男児向け一般自転車デザインや女児向けスポーツデザインなどもあるので、ちょっとややこしくなってます。
幼児用と大きく異なるのは直進安定性を持たせるために自転車本体のサイズ感が長くなります。
こちらも購入時に無理に大きなサイズを選ぶと転倒しての怪我に繋がります。
先ほどの14インチを購入して、一気に20インチを購入した場合、今まで軽トラに乗ってたのに、急にリムジンを運転するような感覚になるかもしれません。
お子さんのモチベーション維持の為にも無理に大きなサイズを買わないようにしましょう。
さて、ここからがポイントです。
それぞれの自転車の買い替えポイントなのですが、サドルには上がり幅というのがあります。
一番低くした状態から、限界線という最大までどれくらい高く出来るのかというところです。
車種にもより若干違いはありますが17cm~20cmぐらいが上げ幅となっています。
この限界線が見えてしまっているところまでサドルを上げてしまうと、走行中に折れてしまう事もあるので気を付けましょう。
このサドルの高さが限界まで来たときが買い替えのタイミングとなるのですが、今乗っているサイズのサドルの高さと、二つ上のサイズの一番サドルを下げた時とほぼ同じ高さになります。
20インチ自転車のサドルを一番高くした状態と24インチ自転車のサドルを一番低くした状態が座った時にほぼ同じという事です。
この知識を踏まえた上で、理想的な自転車購入タイミングを考えていくと…
幼稚園の年中さんまではトレーニングバイク!
年中になる時に16インチを購入!
小学生に上がる時に20インチを購入!
4年生になる時に24インチを購入!
中学生になる時に大人用を購入!
これが理想形です。
その為、14インチと18インチの幼児車はメーカーバリエーションが少なく、子供向け26インチのバリエーションも非常に少なく選択肢が少ないです。
特に子供向け26インチは小学生低学年に購入した自転車を引っ張りすぎてしまった為のしのぎ自転車と言われるサイズの為、需要が非常に少ないです。
また、買い替え時期が小学生5、6年生になると男児の場合スポーツデザインに引っ張られてしまうので、維持費が高額な大人用スポーツタイプを選ぶことになりかねません。
でも、中学生になった時点で回りの子達が実用的なママチャリになっていくので、すぐに買い替えをせがまれる傾向があります。
女児の場合も同様で、子供用のパステル系の自転車が中学生になると敬遠される傾向があります。
自転車は値段が高いからと言って、長持ちする訳ではありません。
某メーカーから出ている幼稚園から小学生まで使える自転車なんてのもありますが、いろいろな理由で最後まで使い切れた自転車もあまり見た事ありません。
子供用の自転車は大量生産の大人用と比べても、そもそも割高になります。
デザインや機能でお子さんが愛着を持てるのを選ぶのが良いでしょう。
皆さん、効率の良い買い替えしてくださいね!
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