3速ハブをOH
- giorgioarumani888
- 4月30日
- 読了時間: 2分
毎日の自転車通勤お疲れ様です!
子育てママも日々の忙しさで大変だと思います!
で、本日はそんなママさん自転車の修理です。
後輪がグラグラするという事でお持ち込みいただいたのですが…

こんな状態です。
よく見るとロックナットが緩んでしまい、ハブの所にも隙間があります。
漕いでいても変速ユニットがうまく嚙み合わず、歯抜けするような状態。
直ぐに車輪を交換と言われそうな状態ですが、少しでも予算を押さえたいのが家計の財布を握るママの気持ち!
まずはお預かりさせていただき、内部の確認も含めてオーバーホールのご提案。
どうしようも無ければ内部の部品交換や車輪を交換も必要かもしれません。
「終わりましたらご連絡しますね~」って事で早速解体洗浄開始!!
手が汚れてしまっていたので、途中画像が撮れていないのですが、車輪の汚れが内部に入り込んでおりました。
いったん洗浄を行い、パーツの傷み具合をチェック。
幸いにも内部の部品に削れなどはなく、動作状況も良好の様子。
再度グリスを塗布していき、内部を組付け戻して、しっかりと固定いたしました!

で、結果がこの状態です。
きれいさっぱりですね♪
お買い物の間にお預かりして、ここまでおおよそ1時間ほどの作業で、快適にご帰宅いただけたと思います。
そもそもなんで中身が緩んでしまったのかですが、原因はいろいろと考察できます。
例えば、後輪のタイヤ交換を何度もするうちに、車輪を外す際に中のナットが供回りしてしまったとか…
変速を速いギアで固定したまま過剰に負荷がかかり、中のナットが緩み始めたとか…
スタンドの動きが悪いまま、無理に動作させ続けてハブナットが緩んだ結果とか…
汚れたままの車輪が回る事で、ナットにストレスがかかって緩み始めたとか…
後に乗っていたお子さんが大きすぎたのかとか…
結局原因はその時により複合的に発生する場合もあります。
今回は大事に至る前に復旧出来たので、かなり価格を抑える事が出来ました。
異常を感じた時は目をつぶらず、耳をふさがず、最寄りの自転車屋へと早急にご相談ください!
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