コンプレッサーで空気入れは危険?自転車タイヤを守る正しい空気補充の方法
暖かくなってきまして、連日バースト(タイヤの破裂)修理が増えております。しばらく乗ってなかった自転車を引っ張り出して、「タイヤつぶれてるから近所の自転車屋で空気入れちゃお~」って感じで空気入れたら翌日にはペッチャンコになってたパターンです。
自転車のタイヤの空気補充は、意外と見落とされがちなメンテナンスの一つです。特にママチャリのタイヤの空気圧は約3気圧ほどで、自動車よりも高い圧力で維持する事が重要です。目安としては、極端に減らさず、おおよそ8割程度を下回らない状態を意識すると安心です。空気が足りない状態で走行すると、タイヤがつぶれてしまい、走行中の破裂や事故のリスクが高まります。多くの人は手軽に空気を入れられるコンプレッサーを使いたくなりますが、実はそれが危険を招くこともあります。今回は、コンプレッサーを使わずに安全に自転車の空気を補充する方法と、その理由について詳しく解説します。

コンプレッサーを使わない方が良い理由
コンプレッサーは一気に大量の空気をタイヤに送り込みます。設定圧力の性能が機械によって異なるうえに、減圧機などを付けているお店もあり、どれくらいの圧力がかかっているか確認しにくい点があります。家庭用DIY向けのコンプレッサーでも6~8気圧ほどかかってしまうので以下のようなリスクがあります。
圧力をかけすぎてしまう場合
コンプレッサーが止まるまで空気を入れてしまうと、タイヤの耐圧を超えているかも知れません。耐えられなくなったタイヤは車輪から外れて破裂するリスクが高まります。圧不足でタイヤが正しくはまっていない状態やチューブがずれている状態で一気に空気を入れると、その場で破裂する事があります。
圧力があげられない場合
破裂させてしまうかもと言う恐怖心で、早めに空気入れを止めてしまうと、適正な圧力に届いていない事があります。頻繁に空気を入れていてもこれでは意味がありません。慢性的に圧不足のタイヤで走行していると、走行面の過剰な摩耗やチューブの劣化やズレを進めてしまいます。

タイヤの状態を確認しにくい
コンプレッサーは一瞬で空気が入るため、タイヤの状態を確認しながら空気を入れる事が困難です。タイヤの中でチューブが捻じれていたり、タイヤが車輪にうまくはまっていない状態の場合、チューブがはみ出してきても急に止める事は出来ません。破裂するのを見届けるしかなくなります。
また、急激に空気が入る事でバルブに使用されている虫ゴムが切れやすくなり、空気が漏れやすくなります。
これらの理由から、コンプレッサーは空気補充の際に使わないで欲しいのです。結局、感覚だけを頼りに空気を入れる事になり、正しい圧力の判断が難しくなるのです。
ママチャリのタイヤに必要な空気圧とは
健康なタイヤであっても、空気は少しずつ抜けていきます。風船と同じように日々しぼんでいくため、突然柔らかくなることはありません。柔らかく感じたときは、その時点で空気が減っている状態に気付いたということです。
ママチャリのタイヤには約3気圧と記載されており、これは自動車のタイヤのおよそ1.5倍の圧力にあたります。そのため、見た目や手で触った感覚では変化に気付きにくく、手で押して確認する方法では正確な判断が難しいのが実際のところです。
空気圧を確認する際は、手で触るよりもサドルに座って体重をかけたときのタイヤのつぶれ方を目安にしましょう。明らかに沈み込みが大きい場合は空気不足のサインです。なお、より正確に管理するためには、空気圧計での確認をおすすめします。※手で押して判断するにはかなりの力が必要です。
空気補充はこまめに行うことが大切
あらためてですが、タイヤの空気は毎日少しずつ抜けています。抜けた分をこまめに補充することが、タイヤを長持ちさせるコツです。
チューブは風船と同じように、時間の経過とともに空気の抜ける量が増えていきます。最初はゆっくりでも、放置すると抜ける量は徐々に増え、やがて一気にしぼんでしまう場合もあります。
そのため、理想的には月に1回程度を目安に、手動のフロアポンプで減った分だけ空気を入れるようにしましょう。こまめに補充していれば軽く足す程度で済みますが、間隔が空くほど入れる量も増え、手間も増えていきます。
タイヤが大きくつぶれてしまう前に、少しずつ空気を補充することで負担を減らし、トラブルの予防につながります。
手動のフロアポンプを使うメリット
空気圧の調整がしやすい手動のフロアポンプを使うことをおすすめします。フロアポンプは以下のような利点があります。特に、空気圧を確認しながら入れられるゲージ付きのタイプであれば、より安心して使用できます。
圧力を自分でコントロールできる
空気を入れるスピードや量を調整しやすく、タイヤの状態を確認しながら作業できます。
タイヤの状態を確認しやすい
空気を少しずつ入れるため、タイヤの変形や異常を確認しながら補充でき、何かあればすぐに止める事も出来ます。
安全性が高い
一気に空気を入れないので、破裂のリスクが低くなります。
タイヤの破裂を防ぐために気をつけるポイント
タイヤがつぶれている状態で一気に空気を入れない
空気圧の確認は手で行わない
タイヤと車輪の隙間にチューブが挟まっていないか確認する
空気圧を定期的にチェックし、こまめに補充する
コンプレッサーは使わず、手動ポンプで調整する
これらを守ることで、タイヤの破裂やパンクのリスクを大幅に減らせます。





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