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錆による破損!

  • giorgioarumani888
  • 2月4日
  • 読了時間: 3分

修理の際に、直して乗り続けるのか、いっその事買い替えるのか…

ご来店される方に良く聞かれます。

度重なる修理や、見た目の錆びが酷い場合に悩まれるようです。

でも、自転車の価値って人によって様々。

譲り受けた思い入れのある自転車や、何かの記念の自転車等は簡単に処分する訳にはいきません。

(店主も30年以上前のクロモリロードレーサーが捨てられずに飾られてます)

でも、単純に移動の手段と割り切れば買い替えるのも選択肢の一つ。

でも、最近では自転車の価格も上がってきており、ひと昔前までは1万円を切っていた最安値の自転車も2万近くになっています。

おいそれと買い替える決断がしにくいですね…

物価上昇は自転車屋にも影響しています。


今回はかなりレアなケースですが、サビを放置してしまったことによる二次被害的な修理です。

お持ち込みは前輪が突然回転しなくなってしまったというご相談でした。

良くあるのは、段差や駐輪レールなどによって前輪が歪んでしまってブレーキがかかってしまう症状ですが、車輪を見てすぐにサビによる二次被害が原因で車輪が回らなくなった事に気付きました。

初期症状は車軸に使われているベアリングのサビが原因だったのでしょう。

車軸の中にはグリスと言う硬めの油が入っているのですが、長期使用で徐々に油が失われて行きます。

それを放置していると、中がサビ始めてベアリングはデコボコの深刻な状態になっていきます。

外見の錆より深刻です。

店主の拙い画力で書いたデコボコのベアリングw
店主の拙い画力で書いたデコボコのベアリングw

正しい処置としては、そうなる前にオーバーホールで洗浄とグリスアップをするのですが、そうなる前は気付かず走れてしまうので、気にも留めませんww

正しい対処ではありませんが、少しくらいの錆なら半液状グリスでもさしておけば、振動は残りますが少しの延命は出来たかもしれません。

でも、何もせずに使用を続けたことで状態は悪化していきます。

ベアリングの回転は抵抗を増し、周りの部品を供回りさせた事で走れば走るほど片側が緩み、反対側は締め付けられます。

締め付けられる一番外側のナットがしっかりと固定されていると、中の部品の行き場は無くなり車軸の部品は圧縮され、結果が画像のように歪んで回転しなくなったのです。


こうなるともう車輪交換なのですが、このような状態になった時には他にも錆の影響が出ている事が多いです。

目先の修理としては安上がりなのですが、長期的なコスパを考えると買い替えも視野に入れなければなりません。

お客様は状態を考慮したうえで、修理をするご決断をされました。

今後のご使用上の注意点やその他のリスク、定期的な点検などもご説明させていただきました。

長期年数使用している自転車などはぜひお近くの自転車屋にご相談ください。

しっかりと整備する事が出来れば自転車整備士は破損の初期症状を見抜きます。

破損や事故が起こらないように自転車を使用していただけると幸いです。

 
 
 

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