整備士のプライド
- giorgioarumani888
- 2025年12月29日
- 読了時間: 3分
年末も押し迫ってまいりました。
書きたい事がたくさんありすぎて、下書きばかり書いてる店主です。
さて、今回は世の中にたくさんいらっしゃる自転車整備士さん達について呟いてみます。
皆さん自分の仕事に誇りをもって自転車と向き合い、日々お客様と接しています。
そんな自転車屋としての、私が個人的に思う自転車整備士としてのプライドというお話です。
もちろん、プライドと言っても無数に整備士がいる為、プライドの持ち方も人それぞれでしょう。
チェーン店のスタッフもいれば、個人経営のママチャリ屋からスポーツバイク専門店もあると思います。
その中にはプライドを必要とせずに仕事をしている人もいるかもしれません。
でも、個人経営店などでは取り扱うブランドを無数にある中から吟味して、これぞという商品を選びます。
入荷した自転車は自分の持てるスキルを使い、間違いのない1台に仕上げます。
そして、ご来店された方の用途や予算等々色んな情報を考慮してご提案し、知識や注意なども説明してお渡しし、
その後もサポートをしていく心構えで営んでいるでしょう。
それが、自転車屋のプライドだと思います。
中途半端なメーカーを適当に仕上げて、なんとなく売れればいいやと言う感じではないんです。
だからこそ、どこぞのディスカウントショップやホームセンターでアルバイトが形作って売った自転車や、
使い方や正しい用途の説明も受けずに購入したネットの謎ブランド自転車を見ると、自転車屋はどうしても嫌悪感を抱いてしまうんですね。
習熟した整備士は、自転車の仕上がりを見ると、どんな経路で入手したか予測がついてしまいます。
正しく組まれていないであろう自転車が、どう使われていたかも分からず、
自転車が壊れたから修理してくれと言われ、それを直してほかの所が壊れたりすると、
修理をした自転車屋のせいだと思われる事もあります。
プライドがあるからこそ、無責任に謎自転車の修理に着手したくないという気持ちになるのでしょう。
以前に修理を断られた経験のある方が、当店にお持ち込みになられる事もありました。
そんな話を聞くと、私の整備士としてのプライドがうずいてしまうんです。
「直せない自転車は無いっ!(はず…)」
という私のプライド。
もちろん、立場的に部品が入手できずに他店へ誘導しないといけない場合や、法律上問題があるなどで修理をお断りしないといけない場合もあります。
どんな入手経路であったとしても、自転車が壊れて困っているのであれば、「直しますよ」と気軽に言えるのが私のプライド。
もちろん、直すのには金額が発生します。そして、時間もかかります。
2万円で買った自転車の修理をするのに、状態が悪ければ2万円かかる場合もあります。
その時間と金額が自転車の修理に見合っているのかどうかを判断するのは乗られているユーザーの方たちです。
自転車の価値や思い入れは人によって様々です。
長い事雨ざらしでサビた放置自転車だからと言って、思い入れが無い自転車だとは限りません。
使われている方の色々な事をくみ取りながら、どう対処していくのかを提案できるか。
私が出来るのは選択肢の提供です。
そんなプライドで毎日修理をしている店主であります。
追記:
自転車の修理相談で詳細を知りたい場合は、必ず自転車本体を持ち込みましょう。
「百聞は一見にしかず」です。
患者がいないのに、病院で医者に診断してくれと言うようなものなので注意しましょうね!





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