チェーンの交換時期
- giorgioarumani888
- 2月7日
- 読了時間: 3分
チェーンが伸びるとか弛むと自転車屋で言われる事があります。
金属製のチェーンがなぜ伸びると表現されるのでしょうか。
自転車を漕ぐ力によって歯車の周りをまわっているチェーンは上側で強く引っ張られます。
立ち漕ぎを頻繁にしている方はより強い力で引っ張られます。
逆に押し出される下側は弛むようになります。(下の画像を参照してください)

チェーンは複数のプレートを横からピンでつないでいます。
その開いてしまった隙間によってチェーンは長くなってしまうのです!

わずかな長さで比較しても、下側の新品チェーンと比べると伸びたチェーンとの差が分かると思います。
よく見るとプレート自体は長さが変わっていないんですね~
よく見ても分からないんですが、実は穴が少しだけ大きくなっているんですよ。
そして、伸びたチェーンは徐々に歯車を削り始めます。
錆びたチェーンの場合はやすりのように更に削りやすくなってしまいます。
削れた歯車にチェーンは深く入り込み、またチェーンが伸びていきます。
これを繰り返して、またここでも放置による悪循環が発生してしまうのです。
極限まで伸びたチェーンは穴が大きくなりすぎて、ピンが抜けてしまいます。
もしくは、たるみが多くなりすぎて歯車から外れる際にプレートを割ってしまいます。
これが俗にいうチェーンが切れるという事なのです。
ここまで来てしまうと、削れてしまった歯車に新しいチェーンは納まらずに浮き上がってしまいます。
掛かりが浅くなった状態のチェーンはすぐにストレスがかかって伸びやすく切れやすく、場合によっては歯飛びと言って空転してしまいます。
結果、歯車まで交換しないといけなくなり、高額修理に至るのです。
そうなる前に、チェーンは交換しないといけないんですね!
さて、自転車には大まかに2種類のチェーンの規格があります。
外装変速用と内装変速(シングル)用と言う物で、ピッチサイズが異なる為、互換性がありません。
(変速機が付いていない自転車のチェーンは内装変速用のチェーンが使われています)
内装変速のチェーンは伸びると、顕著にたるみが出るので、目視や音ですぐにわかります。
電動アシストなどではチェーンテンショナーと言う機能が付いている物もあり、分かりにくい場合もあります。
弛んだチェーンは歯車の掛かりが甘くなり、段差などの振動で外れやすくなります。
大体の場合、外れてからお持ち込みいただく事が多いのですが、漕ぐときの音が気になるという事でお持ちいただく場合もあります。
通常は後輪の固定部にチェーン引きというチェーン調整と車輪の位置固定を兼ねた部品で弛みを減らす調整が出来ます。チェーン引きの調整が限界に来る前にチェーンは交換した方が良いでしょう。
外装変速の場合は、変速機が余ったチェーンの張りを調整する機能があるので、伸びたことに気付きにくいのですが、チェーンチェッカーと言う工具があり、伸び率を調べる事も可能です。
内装用チェーンにチェーンチェッカーをはめて、「交換が必要ですね」とか言ってる自転車屋を見かけました…(;^ω^)
そもそもピッチ規格が違うので、意味もなく交換させられないように気を付けてください。
伸び率0.75%を超えたら1%伸びる前に早めの交換をお勧めします。
今回のポイント!
①チェーンはストレスを減らすために注油をする。
②立ち漕ぎや過度な重たいギアの使用はチェーンの寿命を短くする
③チェーン付近から異音がしている時は要注意。
④チェーンの状態は定期的に自転車屋で点検を。





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